集団ストーカー被害の防御策

今回は、テクノロジー攻撃によらない、「集団ストーカー被害の防御策」について考察します。

  • つきまとい、嫌がらせ
    悪意の感情に基づくつきまとい行為等で正当な理由なく、特定の者に対し、不安を覚えさせるような方法でつきまとい行為等を行うことは、迷惑防止条例違反となります。
    標的となる人物(ターゲット)に集団でつきまとい、所構わず計画的にターゲットを肉体的・精神的な苦痛を与え、尊厳を侵害する行為をしてきます。
    →加害者を特定できる場合であっても一人で対峙せず身の安全のため被害の記録を残し、警察や弁護士に相談する。
  • 空気汚染攻撃
    おならの臭いのガスを撒かれている可能性が高い。(自分のおならかと思わされている人もいるが、そうではない)
    そのまま吸っていると、体の不調を作り出されるため、吸わないのが望ましい。吸ってしまうなら、ガスの成分を変える必要がある。
    →お香を焚くことでガスの成分を変えることができる。
  • 飲料や食品への異物混入(飲食店を含める)
    →異物混入の写真撮り記録を残して、各機関に通報する。健康被害があれば、医療機関を受診する。
  • ストリートシアター(Street Theater)
    ターゲットが通行するタイミングで様々な演技を行い、ターゲットの注意を引き、ターゲットのことをからかっているのだという意識を与える行為です。例えば、あなたの目の前で「怒鳴り合い」が始まる、突然大声を出す、自転車同士が衝突する、酔っ払いが大勢現れる、暴力団の集団が現れる等です。撮影するタイミングは難しいですが、実際の映像として記録できます。ただ、身近に現れて邪魔をするだけの行為は「付け回し」や「モビング」と呼ばれます。
    →迷惑防止条例に抵触する可能性があります。動画撮影や記録を残して警察・弁護士に相談します。
  • 時間浪費攻撃
    公共交通機関の遅延、利用する最寄り駅やバス停に利用者が増えて到着時間が遅れる。近所に住宅が増えるなど変化がみられる。
    銀行や携帯キャリアショップ、みどりの窓口といった生活に欠かせない店が近場からなくなる。
    美容室の予約がとりづらくなったり普段から購入しているものが売り場からなくなる。
    →各店舗や本社に問い合わせて確認してみる。取り扱いのなくなった商品は取り寄せるか、定番にしてもらえないか要望を出す。
  • 先回り攻撃
    思考盗聴により得た情報に基づき、ターゲットの予定を先回りして数々の攻撃を計画している。外出時の不自然な体調不良は、ターゲットを狙った電磁波等照射によるものである可能性が高い。
    →外出時も電磁波対策をする。電磁波対策の詳細は、前回記事「テクノロジー攻撃の防御策」をご覧ください。
  • アンカリング(条件付け)
    先に与えられた情報がその後の意思決定に影響する認知バイアスの一種で、心理学や行動経済学で知られた現象です。
    例えば、聴覚的に当時の音楽を聴くことによってその当時のことを思い出す。
    →条件付けされた過去の記憶も気に留めずかわすこと。
  • 仄めかし
    アンカリングで条件付けされたプライバシーに関わる事柄をマスメディアや周囲の人を介してにおわせることでターゲットが監視されていると精神的に追い詰めることができる。
    人為的に統合失調症に類似した症状をつくり出すことが可能である。
    →被害の記録をとり、警察・弁護士に相談する。
  • ガスライティング
    ターゲットの感覚喪失、妄想、悪評、トラブル等を捏造または演出し、ターゲットの社会的評価を失墜させ、ターゲットの自信、自尊心および評価を破壊し、ターゲットの人生を思い通りのレベルまで破壊させ、自殺に追い込むことまで出来る数々の手口、及びその段階的な計画の総称を「ガスライティング」と呼びます。
    「ガスライティング」は、夫が妻を騙し、妻に妻自身が精神病だと思い込ませるストーリーの映画「ガス燈」(1944年)から命名されています。
    「ガスライティング」に関してはその解説本(洋書)「Gaslighting‐How to Drive Your Enemies Crazy」(©1944 Victor Santoro, Loompanics Unlimited ISBN 1-55950-113-8)が出版されており、90項目近い手口が書かれています。
    →被害の記録をとり、警察・弁護士に相談する。
  • COINTERPRO(コインテルプロ)
    1950年から1960年にかけて、FBI(アメリカ連邦捜査局)等によって行われた非合法工作活動(国家犯罪)のプロジェクトです。共産主義者等、当時のアメリカ政府にとって都合の悪い人物や団体に対する工作がメインの活動でした。その手口は、人間関係の破壊工作、風評工作、生活妨害工作、失業させる工作などを通じて、偶然を装いながら、ターゲットとなった人物に、身体的、経済的なダメージを与え続けるというものです。マスメディアの利用、ガスライティング、ストリートギャング等を利用した、ストリートシアターさえも行われていました。また、同じような手口の嫌がらせが、日本の公安警察によって行われているという事実があります。
    →被害の記録をとり、警察・弁護士に相談する。
  • ノイズキャンペーン(Noise Campaign)~タイミングが絶妙な攻撃~
    近所での長期に及ぶ工事、草刈り機、アパートの隣室の騒音、電化製品からの異音、パトカーや救急車のサイレンといった可聴域の音波を利用した心理攻撃です。

    ケース1:自宅周辺の人通り・車通りが多くなる変化がある。散歩している人やバスの後部座席に乗車した加担者がいきなり発狂してドッキリさせられる。

    ケース2:ストリートピアノを大音量でいきなり弾かれてドッキリさせられる。

    ケース3:医療機関の検査時間にあわせて警報機が鳴り出しドッキリさせられる。

    →地方自治体によっては、条例で騒音を規制しているところもあります。
     皆さんが住む地方自治体の条例も一度調べてみてください。
  • コリジョンキャンペーン(Collision Campaign)
    ターゲットの行動を邪魔する行為の総称です。
    ターゲットが移動する際に、人、自転車、バイク、車で行く手を遮ったり、ターゲットとすれすれの位置を通り過ぎて前に出て止まってみたり、店のレジ、駅の改札、販売機等に並ぶ際にターゲットの前に割り込む、といった行為があげられます。数人(数台)で道幅一杯に広がりながらゆっくり移動して、ターゲットが避けなければならない状況ををつくり出すこともあります。実際に「ぶつかる」ことは少ないのですが、接触しても不自然ではない場面、例えば満員電車などでは、明らかに不自然にターゲットの荷物を蹴飛ばしたり、寄りかかったり、バッグの角を押し付けたり、ターゲットの乗った車両に人が殺到するなどします。
    また、故意にやっていることをわからせるような白々しい誤り方をすることもあります。
    →映像や音声を記録して、警察・弁護士に相談する。
  • 家宅侵入
    1)食品や飲料に異物を混入される。
    2)所有物の移動(2階の机上に置いていたピアスが1階のリビングに移動していた)
    3)所有物の紛失(USBキャップが家の中で無くなりみつからない)
    4)所有物の破損(移動していたピアスのシャフトが片方だけ折れていた)
    5)化粧品をいくら使っても減らない
    →サーチライト、ビデオカメラを玄関付近に設置する。鍵を替え、複数取り付る。
     証拠をとり警察に相談します。
  • 盗難、器物損壊
    1)自転車かごが一部折られる
    2)かごの折られた自転車が盗難に遭う
    →車体番号や自転車防犯登録番号を控えておき、被害届を警察に提出する。
     盗難補償の付いた自転車保険に入る。
  • ターゲットの個人情報収集と仄めかし
    現在から過去に遡り、ターゲット周囲の人からの情報収集と仄めかしをうける。

    ケース1:友人Aから「今まで行ったことのある旅行先を教えて」とメモと紙を用意するようになる。
    ケース2:友人Bから「今までの転職先を教えて」とメモと紙を用意するようになる。

    ※上記、友人Aと友人Bは、別のコミュニティのため接点はなく、唐突すぎて不自然である。
    →追及して調査する。
  • ハニートラップ(婚期を遅らせる等)
    マッチングアプリや婚活パーティーなどの出会いは、被害者とマッチングを回避するため男性をターゲットとしてサクラ要員が参加し、男性とサクラがカップリング後、音信不通となる場合がある。誰も幸せにならないシステムをとられる。
    →主催社へ被害を報告する。
  • リストラストーカー
    経済的破壊を目的に、嫌がらせによる辞職工作や引越し、倒産、結婚詐欺などが周辺で起こります。職場で悪評の流布、ガスライティング、信用毀損、偽計業務妨害、電子計算機損壊等業務妨害など組み合わせてターゲットの解雇を目論みます。
    →被害の記録を残し、労働局・警察・弁護士に相談する。

集団ストーカー被害の防御策は以上です。
次回は、「被害報告の実践」について解説します。

最後までお読みいただきありがとうございました!

【参考文献】

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